「達人たちの究極の技」
「達人たちの究極の技」
おはようございます!
みなと神戸コーチ@もっさんです♪
先日、仕事帰りの公園で、空手の練習をして
いる子供たちを見かけました。
空手には、実際に相手と戦う「組手」と、
敵を想定しながら技の練習をする「型」
があります。
組み手の練習をしている小学生をみながら
「わたしも空手は組手中心だったなと」
当時を懐かしく思い出しました。
当時、恩師の北山先生は、組手の練習しか
しない私を見て声をかけてきました。
「山本は型の練習はしないのか?」
私は「型の練習をしていても、強くなれる
気がしなくて。それよりも実践的な組手の
方が面白いんです。」
北山先生は、「型はな、」とゆっくりと
笑顔で、私に話してくれました。
「型はな、当時の達人たちが実践の中で
究極まで磨きあげてきた技を、型という
中に封じ込め、後世の武人たちに伝えてきた
ものや。せっかく空手を学ぶのに、昔の
達人たちの究極の技を学びたくないか?」
私は、「達人たちの究極の技」という言葉に
心躍ったのをよく覚えています。
「やります!やります!」っとその日から、
型も練習するようになりました。
「型」を学ぶことで、足や体の「さばき方」
が身に付き、組手でも応用が効きました。
上達するには、「型」を学しっかり学ぶこと。
今でも、北山先生から教わった「型」の
大切さはよく覚えています。